小学生のための短期留学

小学生は行動範囲がせいぜい半径2,3キロ。電車通学していても電車で片道1時間かけて学校へ通う小学生は非常に少なく、まだまだ世界が狭いものです。そのため自分の当たり前が世界の当たり前だと思いがちです。
小学生ならたった2週間、添乗員付き留学ツアーに出かけるだけでも、驚きがいっぱいの実り多い体験ができます。その上、観光旅行に毛が生えた程度に見える留学ツアーも、子供たちに「行ってよかった」を実感してもらうための工夫が施されています。

よく見かけるタイプは、子供たちだけで特定の場所へ到着できるようにと、お金と地図だけをもらって現地の交通機関を乗り継いで出かけるタイプです。単独行動にならないように数人一組でいくつかのグループに分かれて、切符を買ったり道を聞いたりしながら、「最終目的地へなんとか到着しよう」と仲間と共にがんばるオリエンテーションタイプの「半日エクスカ―ジョン」は小学生短期お楽しみ留学の醍醐味と言えるでしょう。
大抵はスタッフが後をつけて(尾行しています)安全を確認しているので心配はいりません。この時子供達は色々なことを感じるはずですが、一番多い感想は「英語が通じてうれしかった!」というものです。困った時になんとか搾り出した英語が通じればこれほどうれしいことはありません。自分のつたない英語が自分自身の窮地を救ったという記憶はその後長い間、英語学習を支えてくれます。

このようなツアータイプの留学は大手旅行会社などが、春休みや夏休みに企画しています。学校を休まずに気軽に行けるものですから、それほどの気合もいりません。業者選びで気をつけたいのは募集している会社の規模です。やはり大きいところはたくさんの人が意見を出し合うだけあり、かゆい所にも手が届くサービスを提供してくれるところが多く、何かあった時にも安心です。
留学は確かに、楽しいだけではインパクトがありません。困ったり、ピンチに陥ったり、それでも結局切り抜けて結局ハッピーエンド、という流れが理想的ではあります。ただ、あらゆる困難を「いい経験」で片づけるのは安易すぎます。小学生の留学は、ローリスク、ローリターン。頭の片隅に何かいい思い出が残ってくれれば、と言うくらいの謙虚な気持ちで送り出す必要があります。

また、出かける前の英語力を心配する必要は全くありません。できればできるなりに、できないならできないなりに楽しんで帰ってきます。短期留学なのに保護者が付いて行くのは野暮です。一カ月以内であれば、思い切って子供だけで行かせてあげましょう。のびのびした方が確実に予想以上の効果があります。

 

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