短期留学の意義

高校生以下の場合はあまり就職活動のことは気にしていませんが、大学生になると気になり始める就職。「就職に不利だから」「就職に有利だから」が、何かを行う上での一つの判断基準になってきがちです。そのため「今の時期に行くべきか?」「わざわざ行くべきか?」と迷い始めます。
一カ月の短期留学は履歴書には当然書けませんし、直接何かに結びつく成果につながることはまずありませんから、大事な時間と労力を使って行くようなものではありません。
是非大学2回生までに済ませるべきであり、早ければ早いほどいい、と言えます。

幼稚園児の場合、一カ月の滞在はほとんど脳内に形跡を残さないかもしれませんが、小学生になっていれば断片だけでも確実に残ります。
楽しかったなぁ、悔しかったなぁ、と感情として残ることが後々の英語学習を頑張る原動力になります。英語力をつけたり伸ばしたりは一カ月では不可能ですから、行った後の頑張りを支えるための留学となります。そのため留学は楽しければ楽しいほどよく、中途半端に学習を望むと、残る印象も中途半端になります。

中学生になると少々事情は違い、既に知っている英語を試すことができますから、自分の英語力や発音がどの程度のものかを知るいい機会にもなり、英語に直接働きかけるいい機会になります。ただ、英語がどの程度かチェックする程度の時間しかありませんから、そこから先、そのチェックで知った弱点を克服したり、得意な所を伸ばすのはやはり帰国してからです。
熱しやすく冷めやすい人は注意が必要です。その後すぐ熱が冷めてしまうようでは、一カ月の短期留学の意義は非常に小さくなってしまいます。ちょっと長い旅行として記憶の片隅に追いやられます。

高校生になると更に英語力がありますから、より深く話をすることができます。日本基準が世界基準ではないということを実感できるはずです。文化の違いや環境の違いを知ることができるため、明らかにその後の価値観にも影響してきます。英語はさておき、このインパクトは非常に大きく、しかもそれを、母語ではなく英語で知ることができるのですから、「英語ができたからこそ」の充実感を大きく味わうことができます。逆に考えると英語力の高さと体験の大きさはおおいに関係してきます。
色々物事がわかってきつつあり、尚且つまだ成長しきっていない高校生ならではの感性でたくさんのことを感じ取ることで、英語の勉強のみならず、時事問題に関心を持つこと、資源を大切にすることなど、あらゆる方面で影響を受けて帰ってくる可能性が大きいでしょう。

大学生になると、高校生程の純真さはないかもしれませんが、英語力が高くなっているからこそ、深く滞在国の文化に触れることができるはずです。就職のことが頭にちらつき始めるまでに行っておかないと、行く気は失せるばかりです。是非、そうなる前に外国に住んでみましょう。自分がいかに井の中の蛙かがわかります。

 

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